乳香 、没薬、焚香料
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乳香と没薬は、イエス誕生の際、東からきた賢者たちが幼子イエスに捧げたものとして知られる
乳香
香炉を使い、薫香にして香りを楽しむ
没薬
ミルラの樹脂から作られる
古代メソポタミアより続く、香道
太陽神ラー(Ra)の都ヘリオポリスでは神官が日に三度香煙を焚いた。日の出に乳香、真昼に没薬、日没にはキフィー(Kyphi)を。キフィーとはエジプトで好まれた調合焚香料で丸薬状に丸めて使った。正確な処方は伝わっていないが、近年復元の試みがいくつか企てられている。当時最良のキフィーはEdfuに在った鷹の神Horusの神官が作ったという。

香料調整の神はToth、芳香と智恵の神。

幻覚を見る為の焚きものもあった。有名なのは予言の神Amonの神官が用いたもので神殿はリビア砂漠のSiwaオアシスに在った。

ソロモン王の時代に香料交易が栄えたイスラエル王国は乳香の産地プント(今のイエメン)からエジプトへの中継貿易で大いに利益を得ていた。

『出エジプト記』に天と人をつなぐ使者として香煙の意義が説かれている。また香りの祭壇の作り方も出ている。アカシアの木で作り、など細かに製造法が書いてある。

当初イスラエルでは香料はもっぱら祭儀のために使われ世俗的な使用は禁じられていた。しかし時とともに日常用途に広がり女性は化粧や衣装用に大量の香料を消費した。衣装櫃に衣服と香料を交互に詰め、さらに香煙で燻蒸する習慣があったとされている。
[薫香の作用]
●繊細な香りで魂を解放し高める。
●空間、オーラ、物を浄化し、バイブレーションを変える。
●ネガティブなエネルギーを消す(たとえぱ争いごとのあとのいやな気分など)。
●「悪霊」(ネガティブな思考や感情など) を追い払い、「善霊」を呼び寄せる (ポジティブなあるいは聖なる気分にして、ポジティブなエネルギーを活性化する)。

●霊的なカを呼び覚まし、空聞をクリアにして守る、チャージする。
●瞑想を促し、深め、タベの薫香で夢や直感を喚起する。
●メッセージや願望 (祈り) を天へ、神々へと運ぶ。
●文化圏によっては、薫香はほかの医療とともに病気の治療にも用いられます。少しですが、治療を支える薫香も存在します。薫香によって解き放たれる精油に、大気中のバクテリアや細菌 (ひょっとすると病気の悪魔も?) を殺すはたらきがあることが証明されています。

長谷川弘江監修、カーリン・ブランドル著  (癒しのお香)より
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